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小笠原 父島の位置
2016年10月にはじめて小笠原の父島を訪ねました。旅から戻り、小笠原について話をすると、その正確な位置を理解している人が意外と少ないことが分かりました。そこでこのページでは、日本列島における小笠原の位置、そして小笠原諸島、小笠原群島についても概要を記載いたします。
情報収集日:2016年11月06日
『小笠原(諸島、群島)』の位置と呼称
小笠原は、東京からおおよそ1,000km 南、沖縄からはおおよそ1,400km 東の太平洋上に位置しています。緯度(南北)は沖縄県の最北部や鹿児島県最南端の与論島と同じくらいで日本のかなり南側、経度(東西)は旭川と同じくらいで、かなり東側になります。これは「小笠原諸島」の「小笠原群島」の「父島列島」の「父島(小笠原村役場)」との比較です。
「小笠原」というと、それは小笠原諸島をしめしていたり、小笠原村をしめしていたり、大変漠然としています。この理解は間違ってはいないのですが、実際はかなり正確性を欠いた表現です。私も今まではその程度の認識しか持っていませんでした。以下に実際の『小笠原』の略図を掲載します。
まず、普通に"小笠原"と言われる場所は、以下の図の赤枠の「小笠原群島」だろうと思います。通常の旅行で訪ねることができる「父島」「母島」は、この「小笠原群島」に含まれます。しかし「小笠原群島」とは聞きなれないコトバで、しばしば「小笠原諸島」と混同されているのではないかと思います。
Wikipedia等によると、「小笠原諸島」は以下の図の青枠で囲んでいる、日本の最南端の領土である「沖ノ鳥島」や、最東端である「南鳥島」、そして太平洋戦争で激戦地となった「硫黄島」が属する「火山列島」までを含みます。「父島」から「硫黄島」までは、ほぼ南におおよそ280km(父島から南硫黄島まではおおよそ330km)、「沖ノ鳥島」までは南西におおよそ1,000km、「南鳥島」までは東南東におおよそ1,200kmと大変広い範囲を含んでいます。
ちなみに、「父島」から「グアム」までは、おおよそ1,500kmです。3代目おがさわら丸なら、36時間で・・・(笑)。
日本列島、小笠原諸島、小笠原群島
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『小笠原群島』について
多くの人は「小笠原諸島」についても、「小笠原群島」についても位置関係を意識していないと思います。私ももちろん同じでした。「小笠原諸島」は前段で示した、大変広い範囲の地名ですが「小笠原群島」は、おそらく一般的にイメージする「小笠原」に近い範囲を示しています。
小笠原群島」は下図に示す通り、北から「聟島列島」(むこじま列島 / 別名:ケーター列島)、「父島列島」、「母島列島」から成る地域です。
それぞれの列島には、ほんとうに数多くの島々があるのですが、一般の人が住んでいるのは「父島列島」の「父島」と、「母島列島」の「母島列島」だけです。 「父島」(二見港)から「聟島列島」の最北端「北之島」までは北におおよそ70km、「父島」から「母島」(港)までは南におよそ50km、「母島列島」の最南端「姉島」までは南におおよそ60kmです。なお「北之島」から「姉島」までは、ほぼ南北におおよそ130kmあります。
小笠原群島
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『父島列島』について
「小笠原諸島」「小笠原群島」の主要な島は「父島列島」の「父島」です。「父島列島」の主な島は北から「弟島」「兄島」「父島」で、最北端は「弟島」の北に浮かぶ「孫島」で、最南端は「扇池アーチ」で有名な「南島」です。
父島列島
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